正式国名:カンボジア王国
面積:181 035平方キロメートル
人口:1600万人(カンボジア人90%以上、そのほかベトナム人、中国人、チャム人、少数民族)
国家元首:ノロドム .シハモ二国王
首相:プンマネット
言語:クメール語
宗教:上座仏教95%、イスラム2%、キリスト教2%です。
気候:熱帯モンスーン気候、季節は5月から10月までは雨季で11月から4月までは乾季です。平均温度29度です。
教育制度:日本と同じ小6年、中3年、高校3年です。
時差:日本と2時間の時差があって日本より2時間遅いです。
電圧:220V(ボルト)日本の電化製品利用するには変圧器が必要です。コンセント形式は様々ですが日本と同じ「A」タイプと「C」タイプが主流です。
通貨、両替:現地通貨はリェルですが、観光地ではUS$流通率が高いです。

ビザ:日本もしくはカンボジア空港に到着してからでも申請できます。シェムリアップ空港で申請の場合、到着ロビーに入ってすぐ右側にビザカウンターがあります。申請書を記入して、顔写真とパスポートを一緒に提出します。現金を支払いビザが貼り付けられたパスポートが渡されるまでお待ちください。

*観光ビザ:US$30
*商業ビザ:US$35

※歴史

世界でも有名な世界遺産アンコールワットがあるカンボジア王国。アンコールワットが建設されたとされるアンコール王朝時代は9世紀から数世代に渡りその時代が続いてきました。
ところが、1975年から1979年の4年間、カンボジア王国は王国始まって以来の悲しい時代、ポル・ポト時代を迎えました。知識人と呼ばれる人々が次々と大虐殺され4年間の短い期間で何百万人という人が虐殺されたと言われています。その名残で今でもカンボジアには年配の層が極端に少なく、子ども達が極端に多いというのが現状です。
しかし、カンボジア王国は近年目覚ましい発展を遂げています。そして、現地市民も母国であるカンボジア王国のさらなる発展に大きな期待をよせています。

※治安情報

ODA(政府開発援助)の関係で橋や道路などを日本の協力の元に造っていますので基本的には親日家が多く比較的治安は良い国です。基本的にはカンボジアは優しい人が多いのであまり神経質になることはありませんが、最低限の海外渡航の常識は守る必要があります。海外旅行ではどの国でも気をつけるべき点を守って頂ければ安全で快適に過ごして頂けます。
なお、スリ、置引き、ひったくりに気を付けてください。夜一人で出歩かない、金を見せない、金目の物は身につけない、移動の時は極力現金を分散して持ち歩く、ウエストポーチのようなものを使用する時は収納部を腰の後ろではなく前に持ってくる、などの注意を払えば、市場や人ごみでのスリの被害も避けられるでしょう。治安情報は随時変更されますので、外務省のホームページにて渡航前にご確認ください。

外務省HP:http://www.mofa.go.jp/mofaj/

※通貨

カンボジアの通貨はリエルといいます。米ドルが流通しているので買い物などは全て米ドルで行えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので、リエルの計算を頭に入れておくと現地のお買い物が便利です。(4000リエルで1ドルと計算します。)物価が日本よりも安く、100ドル札や50ドル札が多いとお釣りが用意されない場合がありますので、日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと現地でとても役立ちます。なお、現地での日本円から米ドルへの両替も可能です。最近クレジットカードご利用して頂けるお店が多いです。

※言語

公用語はクメール語です。観光地のシェムリアップは、英語や日本語など多国籍な言葉が使えるカンボジア人も多く居ます。レストランや現地の乗り物(トゥクトゥク)を使用する際も簡単な英語で不便なく過ごして頂けます。現地の簡単な言葉を覚えていくと、現地の人とのコミュニケーションも取り易く、よりカンボジアを楽しんで頂けるでしょう。

※気象条件

カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつの季節に分けられます。同じ時期であればシェムリアップやプノンペンなどの地域による大きな違いはありません。旅行のベストシーズンは乾季の11~5月で、なかでも11~1月は雨も少なく比較的過ごしやすくなっています。シェムリアップやプノンペンを訪れるのなら、1年を通じて日本の夏の服装と同じでいいでしょう。冷房の効き過ぎや日焼け対策に、長袖のシャツが1枚あると便利です。