1日目 :【バンテアイチュマール遺跡+タプローム遺跡+バンテアイトアップ遺跡
- 8:30 ホテル出発→バンテアイチュマールへ移動(2時間)
- 10:30 バンテアイチュマール遺跡観光(2時間)
- 12:30 昼食(1時間)
- 13:40 タプローム遺跡観光(20分)
- 14:20 バンテアイトアップ遺跡観光(45分)→バッタムバンへ移動(2時間)
- 17:00 バッタムバン到着
国道沿いに位置するこの遺跡は「西スナン遺跡」と呼ばれ、スリヤバルマン1世の統治下に建立されたヒンズー教寺院です。バラ色の砂岩で造られた祠堂が一基のみ現存しています。記録がほとんど残されていないため、建立当時の正式な名称は不明です。
入口上部の彫刻には、乳海攪拌、マハーバーラタの場面、そしてナーガの上に横たわるヴィシュヌ神などが描かれており、現在も美しい状態で残されています。その精緻な彫刻は、この遺跡の大きな魅力の一つです。
近代的な仏教寺院の背後には、東スナン遺跡が位置しています。一つの基壇の上に三基の祠堂が並んで建てられており、いずれも入口は東側のみに設けられています。
この遺跡も西スナン遺跡と同様、スリヤバルマン1世(在位1002~1049年)の統治下に建立されたと考えられています。この寺院に残る碑文には、スリヤバルマン1世に仕えた大臣や従者たちの名前が数多く刻まれています。
特に、中央の祠堂の入口上部に施された彫刻は保存状態も良く、非常に魅力的です。
エクプノン遺跡は、スリヤバルマン1世の統治下、11世紀頃に建立されたヒンズー教寺院です。碑文によると、この寺院はもともとシヴァ神を祀るヒンズー教寺院で、「スリスリヤヴァルメーシュヴァラ(Sri Suryavarmeshvara)」と呼ばれていたとされています。
現在は、小高い丘の上に東を向いて建つ祠堂が一基のみ残っています。祠堂の左右にはかつて経蔵が配置されていましたが、右側の経蔵は失われています。
祠堂の東・西・南・北それぞれの入口上部には、乳海攪拌や、ヴィシュヌ神が馬と戦う場面などの彫刻が施されており、いずれも保存状態が非常に良く、きわめて見事です。
セットは、スリヤヴァルマン1世の統治下(1002~1050年)に建立されたヒンドゥー教寺院です。当時は「スレイ・チャイク・サット」と呼ばれ、「成功する地域」という意味を持っていました。本殿には、スリヤヴァルメーシュヴァラと呼ばれるシヴァ・リンガが奉納されていたと伝えられています。
東西南北の各入口には、ほぼ同じ意匠の精巧な彫刻が施されており、非常に見事です。また、遺跡の周囲には多くの石材の破片が地面に散らばっており、中には現在でもきれいな状態で残っているものも見られます。
バナン寺院は、約75メートルの丘の上に建てられたヒンドゥー教および仏教の寺院です。寺院から西暦1050年が刻まれた碑文が発見されていることから、ヒンドゥー教徒であったスリヤヴァルマン1世の統治下に建立が始まり、12世紀末には仏教徒であったジャヤヴァルマン7世の統治下で完成したと考えられています。
境内の各所には、ヒンドゥー教的な彫刻と仏教的な彫刻が部分的に施されており、両宗教の影響が見て取れる点が大きな特徴です。

